2026.06.10
戸籍を集めてください?という簡単な言葉では片付けれない現実!
今日は、岡山市立芥子山小学校3年生の 芥子山登山の引率のボランティアを依頼されて 無事やり遂げてきました🙌 「戸籍を集めてください」と言われたけれど、何から始めればいいの? 先日、倉敷市藤戸町天城にお住まいの方から相続のご相談をいただきました。 「父が亡くなったので銀行へ行ったら、まず戸籍を集めてくださいと言われたんです。でも何をどう集めたらいいのか全く分からなくて…」 実は、このご相談はとても多いです。 相続手続きに慣れている方はほとんどいません。人生で何度も経験することではありませんから当然です。 「戸籍を取るだけ」と思っていた 多くの方は最初、 「市役所へ行って戸籍を1通もらえば終わり」 と思われます。 ところが実際はそう簡単ではありません。 相続で必要なのは、亡くなった方の「出生から死亡まで」の戸籍です。 窓口で戸籍を取得しても、その戸籍を見ると 「平成○年○月転籍」 「昭和○年○月改製」 などの記載があります。 つまり、 「その前の戸籍がありますよ」 という意味です。 すると今度は、その前の戸籍を探さなければなりません。 集めているうちに迷子になる ご自身で集められている方から、 「今どこまで取れていますか?」 とお聞きすると、 机の上に何通も戸籍が並んでいることがあります。 ただ、ご本人も 「これで全部なのか分からない」 とおっしゃいます。 当然です。 戸籍を見慣れていない方にとっては、どこからどこまで繋がっているのか判断が難しいからです。 私たち行政書士は日常的に戸籍を扱っていますが、それでも古い戸籍は慎重に確認します。 昔の戸籍は読みにくい 特に昭和や大正時代の戸籍になると手書きです。 ご相談者様から、 「字が読めません」 と言われることも少なくありません。 実際に拝見すると、 私でも一瞬考えることがあります。 まして初めて見る方が戸籍を読み解くのは簡単ではありません。 本籍地が倉敷市とは限らない 藤戸町天城で長年暮らしていたお父様でも、 戸籍を調べると、 若い頃は岡山市が本籍地だった 就職して県外へ移していた 結婚を機に本籍を移した ということがあります。 すると別の市区町村へ請求しなければなりません。 ここで 「どこの役所へ請求したらいいの?」 となる方も多いです。 仕事や介護をしながらの戸籍集め 戸籍集めが大変なのは、手続きそのものだけではありません。 相続が発生した直後は、 葬儀 四十九日 年金の手続き 銀行の手続き 不動産の確認 など、やることがたくさんあります。 その中で平日に役所へ連絡し、戸籍を請求し、内容を確認するのは想像以上に負担になります。 「これで全部ですか?」が一番多い質問 実は、ご相談で最も多いのは 「戸籍は集まったんですが、これで全部でしょうか?」 というご質問です。 頑張って集めたものの、本当に揃っているのか不安になるのです。 そのお気持ちはよく分かります。 なぜなら、戸籍が1通でも足りなければ銀行や法務局で手続きが進まないからです。 最後に 相続手続きの第一歩は戸籍収集です。 しかし実際には、 「何を取ればいいか分からない」 「字が読めない」 「どこへ請求したらいいか分からない」 「これで全部か不安」 という壁にぶつかる方がたくさんおられます。 先日ご相談いただいた倉敷市藤戸町天城の方も、「戸籍ってこんなに大変だと思わなかった」とおっしゃっていました。 相続は慣れない手続きだからこそ、不安になって当たり前です。 もし途中で分からなくなったら、一人で悩まず専門家に相談してください。戸籍が揃えば、その先の相続手続きはぐっと進めやすくなります。まずはそこから始めてみましょう。