相続コラム(一覧)

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  • 相続での兄弟争いが起こらないと思っているのは勘違い?!ー【倉敷市】で相続を円満に進める相続の専門家は相続円満相談室

    2026.07.03

    相続での兄弟争いが起こらないと思っているのは勘違い?!ー【倉敷市】で相続を円満に進める相続の専門家は相続円満相談室

    こんにちは。 「うちの兄弟は仲が良いから、相続で揉めるなんてあり得ない」 そう断言できる方にこそ、少しだけ耳を傾けていただきたい現実があります。 悲しいことですが、相続が始まった途端、昨日まで普通にLINEをし合っていた兄弟が、一瞬にして「他人以下の敵」に変貌してしまうケースは珍しくありません。 なぜ、血を分けた兄弟がそこまで激しく争ってしまうのか。 今回は、綺麗ごとを一切抜きにして、「兄弟間で相続トラブルが勃発する本当の理由」を、AIの教科書的な説明ではなく、人間の生々しい心理から分析します。 最後には、私たち倉敷市民が今すぐ心に留めておくべきメッセージも添えました。 理由1:「平等」という言葉の解釈が、兄弟で全く違うから 法律(民法)は、兄弟の相続分を「きっちり等分(半分ずつ)」と定めています。一見するとこれ以上ない平等に思えますよね。しかし、当事者たちの本音は違います。 長男・長女の言い分:「親の面倒を近くで見てきたのは自分だ。法事の手配や、実家の維持管理の苦労を考えたら、自分が多くもらうのが当然だ」 次男・次女の言い分:「法律で半分って決まっているんだから、きっちり半分もらう権利がある。これまでの苦労は、親子なら当たり前のことでしょ?」 このように、「これまでの貢献度」を評価してほしい兄姉と、「法律上の数字」を盾にする弟妹の間で、決定的なズレが生じます。親という「絶対的なクッション」がいなくなった瞬間、このズレが一気に爆発するのです。 理由2:実家という「切り分けられない財産」しかないから 兄弟の争いを決定決定づける最大の物理的要因は、財産のほとんどが「実家(不動産)」という点です。 現金なら1円単位できれいに山分けできます。しかし、実家を文字通り半分に叩き切ることはできません。 「長男が実家を継ぐなら、その分、次男に現金を払う(代償分割)」という解決策もありますが、長男にそんなまとまった手持ち資金がないことがほとんど。 結果として「実家を売って現金にして分けよう」という話になりますが、そこに「思い出の詰まった実家を売りたくない」「自分が今もそこに住んでいる」という感情や事情が絡むと、話し合いは完全にデッドロック(立ち往生)します。 理由3:「配偶者(嫁・婿)」という、利害関係のない第三者が参入するから これが実は、現場で最も多い「泥沼化の引き金」です。 最初は兄弟2人だけで、それなりに譲り合って話し合っていたとします。しかし、それぞれの自宅に帰った後、配偶者からこんな一言を吹き込まれるのです。 「あなた、お義兄さんに遠慮しすぎじゃない? こっちだって子供の学費や住宅ローンで大変なんだから、もらえる権利は1円残さず主張しなさいよ。弱気になって損したら許さないからね」 配偶者からすれば、亡くなった親に対する恩義や、兄弟間のこれまでの思い出なんて1ミリも関係ありません。純粋に「我が家の家計に入るはずの財産」というシビアな目線で見ています。 パートナーから「頼りない」と言われたくない兄弟は、急に態度を硬化させ、裏で弁護士の知恵を借り、次の話し合いからまるで別人のように冷徹な主張を始めることになります。 倉敷市民のみなさんへ届けたい、大切なメッセージ 美観地区の白壁に代表されるように、私たちの住む倉敷市は「古い歴史や文化、そして家並み」をとても大切に守ってきた、素晴らしい街です。 しかし、だからこそ他地域以上に「代々受け継いできた、簡単には手放せない・切り分けられない古い土地や実家」が、各家庭に多く残されているという側面もあります。 「うちは普通のサラリーマン家庭だから、揉めるほどのお金はない」 そうおっしゃる倉敷のご家庭が一番危ないのです。何度も言うように、争いは「お金が多いから」起きるのではありません。「分けにくい財産(倉敷の土地や家)しかないから」起きるのです。 令和6年から始まった「相続登記の義務化」によって、国からは「早く名義変更をしなさい」とタイムリミット(3年以内)を突きつけられています。焦って手続きを始めようとして、兄弟の絆が破滅に向かっては元も子もありません。 どうか、「まだ親が元気だから」と話を先送りにしないでください。 親御さんが元気な今だからこそ、お盆や正月、家族が倉敷に集まるタイミングで、「これからの倉敷の実家、どうしていく?」と、みんなで笑顔で本音を話し合ってみてください。 残される兄弟が、これからも仲良く倉敷の街で生きていけるように。それを用意しておくことこそが、親から子へ贈る、本当の意味での「最後の遺産」になるはずです。

  • 倉敷市でなぜ、相続の争いになるのか?その理由が分かっていれば準備が出来るはず!

    2026.06.29

    倉敷市でなぜ、相続の争いになるのか?その理由が分かっていれば準備が出来るはず!

    こんにちは。 「相続で揉めるなんて、よっぽどの大富豪か、ドラマの中だけの話でしょ?」 もしそう思っているなら、非常に危険です。 実は、家庭裁判所に持ち込まれる相続トラブルの約8割が「資産5,000万円以下」の、いわゆる普通のご家庭です。 では、一体なぜ普通の家族が、ある日突然バラバラになるほどの争いを始めてしまうのか。今回は、家庭裁判所の司法統計や実際の現場のデータをベースに、「相続で揉める原因トップ3」とその具体的な理由を、倉敷市ならではのリアルな視点を交えて分析します。 綺麗ごと抜きの、これが「身内が揉めるリアルな数字」です。 【第1位:50%】実家の扱いをめぐる「遺産分割」の不一致 トラブルの半分を占める圧倒的1位は、「誰が何をどれだけもらうか」という、分け方の段階での衝突です。 倉敷でよくあるリアルな理由: この問題が勃発する最大の原因は、「財産のほとんどが、分けられない『実家(不動産)』である」という点です。 例えば、倉敷市内に時価1,500万円の実家があり、現金が300万円あったとします。相続人が兄弟2人の場合、平等に分けるなら1人900万円ずつです。 長男が「俺が倉敷の実家を継ぐ」と言った場合、次男に渡せる現金は300万円しかありません。次男から「不公平だ。足りない600万円を長男のポケットマネーから払え」と言われても、長男にもそんな余裕はなく、ここで交渉が決裂します。 「実家を売って現金化すればいい」と思うかもしれませんが、長男が現在もその家に住んでいたり、仏壇を守るために残したかったりすると、もう泥沼です。 【第2位:30%】不公平な遺言や生前贈与による「遺留分の侵害」 次に多いのが、「遺言書の内容が偏りすぎている」あるいは「生前に特定の人だけが得をしていた」というケースです。 倉敷でよくあるリアルな理由: 亡くなった親御さんが「長年同居して介護をしてくれた長女に、倉敷の土地建物をすべて譲る」という遺言書を残していたとします。親心としては当然の選択かもしれません。 しかし、法律には「遺留分(いりゅうぶん)」という最低限もらえる権利が定められています。 離れて暮らしていた長男が「いくら介護してくれたからって、俺の取り分がゼロなのは納得いかない。法律通りの現金を長女から回収する」と主張し始めると、長女側は「こっちは仕事を辞めて倉敷で親の面倒を最後まで見たのに、都合のいい時だけお金を要求するのか」と激怒します。良かれと思って残した遺言書が、かえって引き金になる皮肉なパターンです。 【第3位:20%】「私のほうが苦労した」という、感情的な「寄与分の主張」 最後は、法律の数字には表れない「貢献度(寄与分・きよぶん)」をめぐる、感情のぶつかり合いです。 倉敷でよくあるリアルな理由: 「お父さんが認知症になってからの数年間、毎週末に児島や玉島から実家に通って看病したのは私だ」「お父さんの自営業の手伝いを、安い給料でずっと支えてきた」といった、過去の苦労に対する清算の要求です。 看病や手伝いをしてこなかった他の兄弟からすれば、「それは親子なら当然のことでしょ?」「お小遣いをもらっていたんじゃないの?」と一蹴されがちです。法律的にも、この「寄与分」を認めさせるのは非常にハードルが高いのですが、主張する側は「自分の苦労を無視された」と感じるため、お金の問題を超えて「一生口をきかない決裂」へと発展します。 【まとめ】揉める原因は「お金の多さ」ではなく「分けにくさ」 こうして数字を見てみると、ある共通点に気づきます。それは、「みんな、自分が悪者だとは思っていない」ということです。 各自が「自分の正論」を主張した結果、間を取り持つ親がいなくなった瞬間に、一気にバランスが崩れてしまうのが相続の怖さです。 【倉敷市民のみなさんへのメッセージ】 倉敷市は歴史ある街だからこそ、代々引き継いできた古い土地や、名義が複雑な山林などが残りやすい傾向にあります。「うちは大金持ちじゃないから関係ない」と放置するのではなく、「分けにくい不動産があるからこそ、一番揉めやすい」という現実を、ぜひ知っておいてください。 義務化の波が来ている今こそ、この「50%・30%・20%」の罠に我が家がハマらないよう、元気なうちに家族のルールを作っておくことが、残される子供たちへの最大の優しさになります。

  • 円満相続と争族では100万円以上の差が生まれます!ー【倉敷市】で円満相続を案内する相続円満相談室ー

    2026.06.26

    円満相続と争族では100万円以上の差が生まれます!ー【倉敷市】で円満相続を案内する相続円満相談室ー

    こんにちは。 「相続登記が義務化されたし、そろそろウチも手続きしないとな」 そう思いつつも、「手続きって一体いくらかかるんだろう?」とブレーキがかかっていませんか? 実は、相続にかかる費用は、進め方によって信じられないほどの格差が生まれます。 今回は、私たちの街・倉敷市でよくあるリアルな事例をベースに、親族間で「揉めなかった場合」と、最悪のケースとして「揉めてしまった場合」の費用の差を、具体的な金額を出しながら綺麗ごと抜きでお話しします。 結論から言うと、その差は「軽自動車が1台買えるレベル」です。 【平和な解決】揉めなかった場合の費用:約20万〜40万円 まずは、兄弟や親族間で「実家は長男が継ぐことで、みんな納得している」というような、スムーズに進んだ場合のケースです。 この場合、主な相談先は倉敷市内の「行政書士」さんと「司法書士」さんになります(美観地区の周辺や倉敷駅近くにもたくさんの事務所がありますね)。 専門家に書類作成から申請までを綺麗にバトンタッチしてもらった場合のリアルな内訳は、だいたいこのような形になります。 費用の項目 金額の目安 内容 行政書士への報酬 約10万 〜 25万円 倉敷市役所や支所での戸籍収集、親族間の合意をまとめる遺産分割協議書の作成 司法書士への報酬 約5万 〜 10万円 作成した書類を元に行う、法務局への申請代行手続き 登録免許税(国への税金) 約4万 〜 8万円 固定資産税評価額の $0.4\%$(例:1,500万円の物件なら6万円) 必要書類の取得実費 数千円 〜 1万円 児島・玉島などの各支所や市役所で集める戸籍や住民票の発行手数料 【合計】 約20万 〜 44万円   話し合いが1回で済めば、倉敷駅前にある「岡山地方法務局 倉敷支局」への手続きも一発で終わり、費用もこれだけで収まります。 【泥沼の争い】揉めてしまった場合の費用:約100万〜250万円以上 問題はここからです。 「実家を売って一銭残さず山分けにしろ」「昔、兄貴だけ学費を出してもらったはずだ」など、話し合いが決裂した場合。 こうなると行政書士や司法書士の出番ではなくなり、トラブル解決(交渉や裁判)の唯一の専門家である「弁護士」を各自が雇うことになります。そして、ここから恐ろしい勢いで「お金のメーター」が回り始めます。 1. 弁護士への「着手金」:約20万 〜 50万円 「まずは私の代わりに相手と交渉してください」と依頼した時点で、結果に関わらず発生する費用です。倉敷市内の法律事務所でも、だいたいこれが最低ライン。もし兄弟2人がそれぞれ弁護士を立てたら、身内全体でスタート視点で数十万円が消えます。 2. 調停への出廷日当:1回につき約3万 〜 5万円 話し合いがまとまらず、倉敷市幸町にある「岡山家庭裁判所 倉敷支部」で遺産分割調停(裁判所を挟んだ話し合い)を行うことになると、弁護士が裁判所に行くたびに「日当」が加算されます。調停が1年、2年と長引けば、これだけで数十万円が上乗せされます。 3. 解決時の「報酬金」:獲得した財産の数パーセント(数十万〜百万円以上) 無事に(あるいは妥協して)解決したとき、弁護士に支払う成功報酬です。例えば「実家の価値や預貯金から1,500万円分を確保できた」という場合、その約 $10\% 〜 16\%$(150万〜200万円近く)が報酬金として引かれる計算になります。 4. 最後に待っている「相続登記費用」:約20万 〜 40万円 忘れてはいけないのが、「弁護士費用をいくら払っても、それは揉め事を解決するための費用であって、名義変更(登記)の代金ではない」ということです。泥沼の裁判が終わったあと、結局最初にご紹介した「行政書士による書類作成」や「司法書士による法務局への申請代行費用」が、さらに別で丸々かかってきます。 【最後に】一番のコストカットは「元気なうちの話し合い」 揉めなかった場合の総額が約30万円。 揉めて裁判まで行った場合の総額が、自分の取り分だけでも150万円以上。 その差は実に数倍〜10倍近く。 本来なら家族で分け合えたはずの倉敷の大切な資産が、ただの「争いの対価」として消えていくことになります。 「うちは財産なんて大してないから、揉めるはずがない」 そう言っていた倉敷のご家庭が、いざ相続が始まった途端に数万円の取り分をめぐって何年も連絡を断絶してしまうケースを、地元の専門家たちは嫌というほど見てきています。 相続登記の義務化という「期限」が迫っている今だからこそ、この大増税ならぬ「大出費」を避けるために。お盆や正月、家族が倉敷に集まるタイミングで、「うちの土地、どうする?」とフランクに、でも真剣に話を切り出してみてください。その一言が、将来の100万円以上の大金を救うことになるかもしれません。

  • 法務局の役割知ってますか?倉敷市だけでなく、日本の不動産の価値を守ってくれるのは法務局なんです。

    2026.06.25

    法務局の役割知ってますか?倉敷市だけでなく、日本の不動産の価値を守ってくれるのは法務局なんです。

    こんにちは。 みなさんは、自分が住んでいる家や、親から譲り受けた土地の「価値」がどうやって守られているか、深く考えたことはありますか? 「駅の近く便利だから」「人気の学区だから」 確かにそれも理由の一つです。でも、実はもっと根本的なところで、私たちの財産を文字通り「命がけ」で守ってくれている存在がいます。 それが、倉敷市にある「法務局(地方法務局)」の職員の方々です。 令和6年から始まった「相続登記の義務化」で世間は大騒ぎですが、なぜ国がそこまで登記にこだわるのか。今回は、私たちが普段当たり前のように恩恵を受けている「倉敷の土地の価値」と、それを裏で支えるプロフェッショナルたちの、決して表に出ないドラマについてお話しします。 【不正を許さない】1ミリの妥協も許されない「最後の砦」 もし、明日誰かが勝手に「この土地は俺のものだ」と嘘の書類を作って、あなたの土地を乗っ取ろうとしたらどうしますか? そんな SF のような話が現実にならないのは、倉敷の法務局の職員さんが、毎日膨大な書類の海と格闘しながら、「公平かつ正確な手続き」を徹底的に守り続けてくれているからです。 登記の手続きというのは、信じられないほど厳格です。 提出された書類に1文字のミスがあっても、印鑑の影が少し滲んでいるだけでも、職員さんは絶対に見逃しません。「これくらい、まぁいいか」というお役所仕事は、そこには一切存在しないのです。 なぜなら、彼らがハンコを押し、システムに登録した瞬間に、その土地の権利が「国によって100% 保証される」から。 もし審査が甘く、不正な登記が1件でも紛れ込んでしまったら、倉敷の土地に対する信用は一瞬で崩壊します。誰も怖くて倉敷で土地を買えなくなり、街の地価は暴落していくでしょう。私たちが安心して「ここはウチの土地だ」と言えるのは、彼らが公平無私な目で見張り続けてくれているからに他なりません。 【資産を守る】倉敷のブランドと地価を裏で支える「見えない盾」 倉敷市には、歴史ある美観地区をはじめ、活気のある水島地区、利便性の高い児島や玉島など、多様で魅力的な土地がたくさんあります。これらの土地が今も高い価値を維持し、次世代へ引き継がれているのは、単に「人気があるから」だけではありません。 「過去から現在に至るまで、すべての権利関係が綺麗に証明されている」 この圧倒的な安心感があるからこそ、倉敷の不動産市場は健全に回り、土地の価格が不当に暴落することなく守られているのです。法務局の職員の方々は、言わば倉敷の街の「資産価値の守護神」です。彼らの正確無比なチェックがなければ、どんなに素晴らしい一等地であっても、ただの「リスクを孕んだ不確実な地面」に成り下がってしまいます。 【国家の危機】義務化は、その「信頼のチェーン」を守るための最終手段 では、なぜ今「相続登記の義務化」が必要だったのか。 それは、国民が登記を放置しすぎたせいで、法務局の職員さんたちがどれだけ目を光らせても、「そもそも所有者が誰なのか追えなくなる土地」が限界突破寸前まで増えてしまったからです。 どれだけ優秀な法務局のプロであっても、3代も4代も前の名義のまま放置され、相続人が100人に膨れ上がった土地は、魔法のように一瞬で整理することはできません。 登記の放置は、法務局が命がけで維持してきた「日本の土地の信用システム」を、国民自らの手で破壊する行為に等しいのです。 だからこそ、国は罰則を設けてでも「お願いだから、正しい情報を法務局に届けてくれ」と舵を切りました。これ以上、倉敷の、そして日本の土地を「誰のものか分からない暗闇」に突き落とさないための、まさに背水の陣です。 【最後に】次は、私たちがバトンを繋ぐ番 私たちが何気なく暮らしている倉敷市の平和な日常。その足元は、法務局の職員の方々が日々積み重ねてくれる「100% 正確な手続き」という、目に見えない強固な土台の上に成り立っています。 彼らが守り続けてくれた倉敷の土地の価値を、次の世代に綺麗な形で引き継ぐこと。それは、土地を持つ私たち一人ひとりの最低限の責任ではないでしょうか。 「手続きが面倒だから」「お金がかかるから」と実家の土地を放置することは、その精緻なシステムに泥を塗るようなものです。 あなたの実家や、倉敷にある大切な土地。 ぜひ一度、法務局が守ってくれている「登記簿」を開いて、現状を確認してみてください。それこそが、我が家の財産を守り、この美しい倉敷の街の価値を未来へ繋ぐ、第一歩になります。

  • 倉敷市でも人ごとではない!相続登記を義務化しないといけない本当の理由!

    2026.06.22

    倉敷市でも人ごとではない!相続登記を義務化しないといけない本当の理由!

    突然ですが、みなさんは「自分の家や土地が、明日から突然、誰のモノでもなくなってしまうかもしれない」と考えたことはありますか? 「そんなバカな話があるわけない。ちゃんと倉敷にある土地だし、親から受け継いだものだから」 そう思った方にこそ、今すぐ知っていただきたい現実があります。 令和6年(2024年)4月から、「相続登記の義務化」という法律がスタートしました。国が重い腰を上げ、ついに罰則(過料)付きの義務化に踏み切ったのです。 なぜ、国や自治体はここまで強硬な手段に出る必要があったのか。 今回は、普段はあまり表に出てこない「国の本音と焦り」、そして私たち倉敷市民が直面している「本当の危機」について、綺麗ごと抜きでお話しします。 【倉敷の消滅】九州の面積が「まるごと幽霊化」している国家の異常事態 国がいま、何に一番恐怖しているか。それは「日本の国土が、文字通り消滅しかけている」という事実です。 現在、日本国内で「誰の土地か分からない」「連絡がつかない」という状態になっている土地の総面積は、なんと九州全体の面積(約410万ヘクタール)を超えていると言われています。 これは、私たちの住む倉敷市の面積(約355平方キロメートル)の100倍以上の土地が、日本国内で「幽霊化」しているということ。 この狭い日本で、これほど膨大な土地の所有者が分からないということが、どれほど異常で、都市の安全を揺るがす危険なことか想像できるでしょうか。 【機能麻痺】倉敷市民が巻き添えを食らう、街を滅ぼす「3つの大罪」 「誰の土地か分からなくても、別にほっとけばいいじゃないか」と思うかもしれません。しかし、登記が放置され、所有者不明の土地が増え続けることは、倉敷市の機能を根底から麻痺させ、結果的に市民全員の首を絞めることになります。 1. 災害時に「見殺し」にされる被災地 倉敷市は過去に大規模な水害を経験しており、防災・減災は命に直結する最優先課題です。しかし、いざ避難路を広げよう、堤防や排水施設を強化しようとしても、工事区域に「所有者不明の土地」が1箇所でもあると、国や倉敷市であっても勝手にその土地を動かすことはできません。 何十人、何百人と膨れ上がった相続人を何年もかけて探し出している間に、防災工事は完全にストップします。「次の災害で、救えるはずの命が救えない」。これが国、そして自治体の最大の焦りです。 2. あなたの隣の家が「合法的なゴミ屋敷・崩壊寸前の廃墟」になる 美観地区に代表される美しい街並みを持つ倉敷市ですが、一歩裏通りに入れば空き家問題は深刻です。所有者不明の土地にある空き家は、どれだけ老朽化しても、誰も壊すことができません。壁が崩れ、ネズミや害虫が湧き、火災のリスクが高まっても、行政すら簡単には手を出せないのです。あなたの隣の家がそうなったとき、あなたの資産価値も一緒に暴落します。 3. 大切な水源や土地が「サイレント買収」される恐怖 所有者が曖昧で放置された土地は、実態のつかめない外国資本や悪質な業者による事実上の不法占拠、買い漁りのリスクに晒されます。気づいたときには、倉敷の重要な土地や自然環境が、日本の法律の届かない場所に変わってしまう。国としては、国防や地域治安の観点からもこれ以上放置できないデッドラインに達しているのです。 【前代未聞】放置は「犯罪」と同じ。国が容赦なくペナルティを科す理由 国はこれまで、国民の自主性に任せてきました。しかし、もはや手遅れになる寸前です。だからこそ、国は「お願い」を止め、ペナルティという「ムチ」を用意しました。 【法改正による絶対的なルール】 不動産を相続で取得したことを知った日から3年以内に登記をしなければ、**10万円以下の過料(ペナルティ)**が科される可能性があります。 ※「法改正より前に相続した土地」も、すべて対象になります。 「倉敷の実家や田畑なんて、大した価値もないし売れもしないから放置でいいや」 その油断が、数年後、あなたの元に届く「過料の通知書」に変わります。さらに恐ろしいのは、世代を跨いで放置された土地は、いざ手続きをしようとすると「見ず知らずの親戚100人の実印が必要」という、個人の力では絶対に解決できない地獄のような事態に発展することです。 【最後に】国家の危機は、明日あなたの家庭を壊す危機 国がこの法律を作ったのは、国民からお金を巻き上げるためではありません。「これ以上、日本の、そして倉敷の土地を死なせないため」の、最終通告です。 「うちは大丈夫」と思っている方に限って、祖父母の代の登記がそのままになっていたり、誰も全容を把握していない山林が残っていたりするものです。 あなたの家は、本当に大丈夫ですか? 手遅れになって、ある日突然、国家からペナルティを科される前に。そして、大切な家族に「一生終わらない相続地獄」を押し付ける前に。今すぐ、倉敷にある実家や土地の登記簿を確認してください。

  • 【倉敷市・空き家対策】家にいながら学べる「ビデオポッドキャスト」を始めました!ー【倉敷市】で相続の情報を発信し続ける相続円満相談室ー

    2026.06.19

    【倉敷市・空き家対策】家にいながら学べる「ビデオポッドキャスト」を始めました!ー【倉敷市】で相続の情報を発信し続ける相続円満相談室ー

    こんにちは。一般社団法人 相続と空き家の相談窓口をしている相続円満相談室の内川良太郎です。 私たちは、倉敷市を中心に「大切な実家をどう引き継ぐか」「増え続ける空き家をどう解決していくか」という問題に、地域密着で日々取り組んでいます。 これまで地元の公民館などで無料のセミナーや相談会を開催してきましたが、日頃から「仕事や家事が忙しくて会場まで足を運べない」「興味はあるけれど、いきなり相談会に行くのは少し緊張する」というお声をいただくことも少なくありませんでした。 そこで、もっと気軽に、多くの方に大切な情報を届けたいという想いから、新しく「ビデオポッドキャスト」による情報発信をスタートすることにいたしました! これからは、わざわざ相談会にお越しいただかなくても、ご自宅のリラックスした環境で、スマホ一つでいつでも有益な専門知識を手に入れていただけます。 倉敷市でも他人事ではない「人口減少」と「空き家」のリアル なぜ私たちが、ここまで新しい情報発信の形にこだわるのか。それは、ここ倉敷市でも空き家をめぐる環境が年々、厳しさを増しているからです。 日本の人口減少や少子化は大きなニュースになっていますが、これは決して遠いどこかの話ではなく、私たちの暮らす倉敷市でも全く同じことが起きています。 さらに私たちが現場で強く危機感を感じているのが、「少子化」と「未婚化(結婚しない人の増加)」が背景にあり、空き家の“行き場”が完全になくなりつつあるという現状です。 引き継ぐ子供や孫がいない 子供が県外や市内の別の場所にマイホームを建て、実家に戻る予定がない 独身のまま実家を相続したものの、今後の管理や処分をどうしていいか分からない こうした理由から、かつて家族の笑顔があふれていた温かい我が家が、誰にも引き継がれないまま、どうしようもない「放置された空き家」になってしまうケースが急増しています。倉敷市の公式ホームページでも「将来、空き家にしないために」と事前の整理や話し合いが呼びかけられていますが、それだけ地域にとって深刻な課題になっているのが現状です。 「まだ元気なうち」に、ご自宅でリラックスして知ってほしい 空き家や相続の問題は、いざその時(認知症の発症や、ご不幸など)が来てから慌てて動いても、選べる選択肢が非常に狭まってしまいます。できれば「家族みんなが元気なうち」に、少しずつ知識をつけて考えておくのが一番の理想です。 「でも、わざわざ専門家のところへ相談に行くのは大ごとだしなぁ……」 そんな風にためらってしまう方にこそ、今回始めたビデオポッドキャストを役立てていただきたいのです。 動画(映像)でじっくり資料を見ながらスマホで学ぶ 家事や通勤、お散歩の合間に、ラジオ感覚で「耳だけ」で聴く これなら、ご自身のライフスタイルに合わせて、ご自宅にいながら「我が家のこれから」について考えるヒントを得ることができます。 地域に寄り添う相談窓口として、これからの配信予定 ビデオポッドキャストでは、難しい法律の専門用語はできるだけ使いません。倉敷の地元の事例や、私たちが日々お受けしているリアルな相談内容をベースに、分かりやすくお話ししていきます。 今後は、以下のようなテーマを定期的にお届けしていく予定です。 倉敷市の空き家問題の現状と、今からできる実家の対策 損をしない、家族が揉めないための「相続」の基本 実家が空き家になる前にやっておきたい「生前整理・家財処分」の進め方 人口減少や少子化という時代の変化の中でも、住み慣れた倉敷の街が、そして皆様の大切なご家族が安心して笑顔でいられるように。私たちはこれからも、時代に合わせた新しい形でお手伝いを続けていきます。 最初の配信準備が整いましたら、またこちらのブログやSNSでお知らせしますね。どうぞお楽しみに! https://open.spotify.com/episode/47SLG02VTtgipfXUlNW9yX?si=ARklBaKXTTqC3YB6ckn0UQ