2026.07.21
【倉敷市市街化調整区域】売れない・貸せない実家を「負動産」にしないための相続対策
倉敷商業高校前のバス停の前で、相続専門の行政書士をしている相続円満相談室の内川良太郎です。 「家族に笑顔を!あなたに安心を!」を合言葉に、倉敷の地で相続前から相続後まで、ご家族が円満に手続きを進められるようお手伝いをしています。 また、倉敷市役所建築指導課の後援(共催)を受けて、倉敷市内の空き家や相続の問題を解決する無料相談活動もおかげさまで4年目を迎えました。 その相談現場で、近年特に増えているのが「市街化調整区域にある実家」についての切実なお悩みです。 「親が亡くなって実家を相続したけれど、売りたくても売れない…」 「貸そうと思っても、借り手が見つからない…」 放置すれば、家は傷み、雑草が生い茂り、固定資産税だけがかかり続ける「負動産(ふどうさん)」になってしまいます。 今回は、倉敷市役所に27年間勤めた元行政職員の視点も交えながら、市街化調整区域の実家を負動産にしないための相続対策をお話しします。 ■ なぜ「市街化調整区域」の実家は売れにくいのか? そもそも「市街化調整区域」とは、街づくり(都市計画)のルール上、「なるべく建物を建てず、自然や農地を残しましょう」と指定されている地域です。 そのため、一般的な土地と違って、以下のような厳しいハードルが存在します。 誰でも自由に家を建て直したり、買い直したりできない(建築許可の制限) 買える人が「特定の条件を満たした人」に限られる場合がある 銀行の住宅ローン審査が通りにくい(担保評価が低く見られがち) 倉敷市内でも、利便性の高い市街地(市街化区域)と調整区域とでは、不動産としての流動性に大きな差が出ています。さらに郊外の古い団地などでは空き家が急増しており、売却に非常に苦労されているのが現実です。 これから先、人口減少・少子高齢化・未婚化が進む日本の未来において、「市街化調整区域の不動産が放置されやすい」という事実は、避けて通れない現実として受け止めなければなりません。 ■ 「放置」が一番の禁物!時間が経つほど状況は悪化する 調整区域の実家を相続した時、一番やってはいけないのが「とりあえず様子見で放置すること」です。 相続手続きや不動産の問題は、時間が経てば経つほど以下のように状況が悪化していきます。 認知症のリスク: 相続人の誰かが認知症になると、売却や解体の契約自体ができなくなる 数次相続のリスク: 放置している間に相続人が亡くなり、権利関係がネズミの算式に枝分かれして複雑化する 家の劣化と管理責任: 近隣クレームや、将来の解体費用・遺品整理費用が膨れ上がる 「何とかしたいけれど、何から手をつけていいか分からない」 そうやって問題を後回しにしているうちに、もつれた紐のように解けなくなってしまうのです。 ■ 相続円満相談室ができること〜トータルな出口戦略〜 市街化調整区域の不動産対策で大切なのは、単に「法務局で登記を変える」ことだけではありません。 そもそもどのような用途なら建築許可・利用許可が出るのか(元行政職員としての知識) 家の中に残された大量の荷物(遺品)の片付けや処分 建物を壊す場合の解体業者の手配と費用の見積もり 信頼できる地元業者(開成不動産など)を通じた管理や売却のサポート 相続税や資金準備、家族信託などの生前対策 相続円満相談室では、相続登記のことから相続税、片付けから解体まで、お客様の相続と不動産の出口戦略をトータルでご案内しています。 「うちの実家、調整区域なんだけど、将来どうしたらいいんだろう…」 そう思われたら、手遅れになる前にぜひ一度ご相談ください。 無料相談を実施しておりますので、お気軽にお声をかけていただければ幸いです。 お客様のお話にしっかりと耳を傾け、一番良い着地点を一緒に探してまいります。 倉敷の街と、皆様の家族の笑顔を守るために! 相続円満相談室の現場からは以上でーす!